| メイン |
八日目の蝉 (中公文庫)
2011年3月1日 読書
久しぶりの、角田さんの本。
3時間・・・くらいで、一気読み。
映画化される事で話題になってたので、ざっくりしたあらすじは知ってましたが。
10数年前に、不倫相手の家に放火して子供二人を殺した事件。
その事件が元になったのかな。
あの事件では、子供を殺してしまったけど、
この主人公は、子供を連れて逃げた。
すごく不謹慎ではあるけれど、絶対にしてはいけないことだけれど、
主人公の希和子の気持ちが、わかってしまった。
この人は、不倫で、相手の男も最低だけど
本当に最低だけど、
いろんなことを取っ払って
ただ、好きな人の子供を産みたかった
って気持ちは、一緒な気がした。
産みたいのに、産めなかった人の気持ちは、堕胎と流産では、違うかもしれないけど
違わないのかもしれない。
希和子の心の描写が、自分と重なってしまって・・・読んでて辛かった。
けど、止められなかった。
主人公は、頭もよくて、仕事も出来た人で。
普通に恋愛して結婚して子供を産んでいたら、きっとすごく幸せな家庭を築いたんだろうなーってタイプの人。
なんでそんな人が、こんな馬鹿男と不倫なんかするんだろうって思って腹が立った。
馬鹿男の嫁は・・・自分も不倫してたりして、旦那の不倫を責めるとかできない立場なはずなのに。長女が誘拐された後、旦那と離婚するって選択はなかったみたいで、もうひり子供産んでた・・・。
家事も育児も放棄気味なのに・・・。
読んでてどうしても共感出来なかった
この日本で、女が子供を連れて逃亡することの難しさも感じた。
先日逮捕された某逃亡犯が、自分の逃亡生活を本にして出版したようだったけど・・・男の人が一人で逃亡生活をするのとは、違いすぎるよ。
そして、誘拐後、本当のお母さんの元に戻ったあの子。
事件の被害者は、辛いね。
その後の人生のほうが、ずっと長くて、ずっと苦しい。
過去に追いかけられてる。
ラストシーン。
気付かないもんかなー。
あれだけが、ちょっと謎。
でも、あれでよかったのかな?
3時間・・・くらいで、一気読み。
映画化される事で話題になってたので、ざっくりしたあらすじは知ってましたが。
10数年前に、不倫相手の家に放火して子供二人を殺した事件。
その事件が元になったのかな。
あの事件では、子供を殺してしまったけど、
この主人公は、子供を連れて逃げた。
すごく不謹慎ではあるけれど、絶対にしてはいけないことだけれど、
主人公の希和子の気持ちが、わかってしまった。
この人は、不倫で、相手の男も最低だけど
本当に最低だけど、
いろんなことを取っ払って
ただ、好きな人の子供を産みたかった
って気持ちは、一緒な気がした。
産みたいのに、産めなかった人の気持ちは、堕胎と流産では、違うかもしれないけど
違わないのかもしれない。
希和子の心の描写が、自分と重なってしまって・・・読んでて辛かった。
けど、止められなかった。
主人公は、頭もよくて、仕事も出来た人で。
普通に恋愛して結婚して子供を産んでいたら、きっとすごく幸せな家庭を築いたんだろうなーってタイプの人。
なんでそんな人が、こんな馬鹿男と不倫なんかするんだろうって思って腹が立った。
馬鹿男の嫁は・・・自分も不倫してたりして、旦那の不倫を責めるとかできない立場なはずなのに。長女が誘拐された後、旦那と離婚するって選択はなかったみたいで、もうひり子供産んでた・・・。
家事も育児も放棄気味なのに・・・。
読んでてどうしても共感出来なかった
この日本で、女が子供を連れて逃亡することの難しさも感じた。
先日逮捕された某逃亡犯が、自分の逃亡生活を本にして出版したようだったけど・・・男の人が一人で逃亡生活をするのとは、違いすぎるよ。
そして、誘拐後、本当のお母さんの元に戻ったあの子。
事件の被害者は、辛いね。
その後の人生のほうが、ずっと長くて、ずっと苦しい。
過去に追いかけられてる。
ラストシーン。
気付かないもんかなー。
あれだけが、ちょっと謎。
でも、あれでよかったのかな?
| メイン |
コメント